開幕戦は対ロシアに30-10で見事に勝利し、幸先の良いスタートを切った日本。
松島幸太朗選手のハットトリックも見事でしたね。
さて、次節はアイルランドです。
今回大会の優勝候補とも言われるアイルランドですが、どのようなチームなのでしょうか。
また、アイルランドの世界ランキングや注目選手などの情報も気になりますよね。
ということで、優勝候補のアイルランドについてまとめました。
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アイルランドはこんな国

世界ランキング:2位(2019年9月1日時点)
W杯出場回数:9大会連続9度目
W杯最高成績:ベスト8
首都:ダブリン
言語:アイルランド語(ゲール語)、英語
日本との時差:-8時間
出身有名人:U2、エンヤ
人口:約476万人(2016年)
アイルランドの世界ランキングは2位。
さらに、驚くべきことにラグビーW杯ではベスト8止まり。
前回イングランド大会では、決勝トーナメント初戦でアルゼンチンに20-43で敗れています。
しかし、ここ3年ではオールブラックスに2勝1敗と勝ち越しているため、今大会の優勝候補の一角と言われています。
スポーツ大国と知られ、国技のゲーリックフットボールとハーリングをはじめ、ゴルフ、競馬、そしてラグビーが国民にとても人気。
首都は人口55万人のダブリン。アイルランドは32の州に分かれ、首都ダブリンからお隣のイギリスまで飛行機で1時間半の場所に位置しています。
ちなみにアイルランドは北海道と同じ大きさです。
アイルランドで有名なものと言えば「ギネスビール」でしょう。
ダブリン市内には「ギネスストアハウス」と呼ばれる工場があり、工場内を見学することが可能。
また、アイリッシュダンスも聞いたことがあるのではないでしょうか。
アイリッシュダンスでは社交ダンスや競技ダンスなど複数の種類に分かれているのだそう。
あの有名な映画「タイタニック」でローズとジャックが踊ったのもアイリッシュダンスです。
アイルランドの注目選手をピックアップ
世界ランキング2位のアイルランドは、技術もさることながらスピードも体格も素晴らしい選手が揃っています。
でも、W杯ではベスト8止まり。
しかし、今回はスタンドオフNo.1プレイヤーと呼び声高いジョニー・セクストンをはじめ、ベテランから期待の新人まで幅広い層の選手が沢山揃っています。
そんなアイルランドの注目選手を見ていきましょう。
ジョニー・セクストン
生年月日:1985年7月11日
身長/体重:188cm/92kg
ポジション:スタンドオフ(10番)
W杯出場回数:3回
CAP数:83
アイルランドと言ったらこの人、ジョニー・セクストンです。
所属はレンスターで、不動の司令塔として活躍。
スタンドオフの世界最高峰プレイヤーのひとりと言われ、昨年のワールドラグビー年間最優秀選手賞に輝いています。
ジョニー・セクストンの持ち味は、「正確なパスとキックで操るゲームコントロール」「献身的なディフェンス」です。
18年にはシックスネーションズでグランドスラム(全勝優勝)を達成し、同大会でプレイヤー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれるほどの実力の持ち主。
彼がゲームを支配すると言っても過言ではないため、彼に仕事をさせないことが日本の勝利に繋がりそうです。
しかし、アイルランドは2015年W杯イングランド大会で優勝候補と言われていましたが、ベスト8止まり。
今回の大会はリベンジに燃えているはずです。彼も最後のW杯になる可能性があると考えれば、日本は苦戦を強いられる可能性は大きいでしょう。
コナー・マレー
生年月日:1989年4月20日
身長/体重:190cm/93kg
ポジション:スクラムハーフ(9番)
W杯出場回数:3回
CAP数:72
2017年、アイルランドの選手協会が選ぶ最優秀選手賞にも選ばれているコナー・マレー。
スタンドオフのジョニー・セクストンとアイルランドの主軸を担っています。
彼の持ち味は「ゲームコントロール」「パス捌き」です。
オールブラックスをアイルランド代表史上初めて破った試合でもトライを上げるなど、長身を活かした突破もできる大型スクラムハーフ。
日本代表のスクラムハーフと言えば田中史朗のプロフィール。日本人初のスーパーラグビー選手はベテランのパスと勝負感が持ち味でも紹介した田中史朗選手。
コナー・マレーと比べると身長差はなんと20cm以上もあります。
また、コナー・マレーはイケメンで知られ、彼女は元ミスユニバースのジョアンナ・クーパー。
Instagramでは彼女と仲睦まじい写真を載せているので、気になる方は是非フォローを。
ジェイコブ・ストックデール
生年月日:1996年4月3日
身長/体重:191cm/103kg
ポジション:ウイング(11番)
W杯出場回数:1回
CAP数:19
昨年のシックスネーションズで7トライを奪って最優秀選手賞に輝きました。
日本だと松島幸太朗選手のようにサイドを駆け上がりトライするのが彼の仕事。
持ち味は「巧みなステップと俊足」「巨体を活かした守備」です。
代表CAP数は19と少ないものの、アイルランドではシックスネーションズでの活躍もあり、ヤングスターと称されています。
彼を止めるにはスピードに乗る前に防ぐ必要がありそう。ウイング(福岡堅樹選手、アタアタ・モエアキオラ選手)やフルバック(松島幸太朗選手、山中亮平選手)がいかに止められるかが鍵になりそうですね。
アイルランドのラグビーは人気スポーツのひとつ
実は、アイルランドはスポーツが盛んな国なんですね。
朝刊の1〜3面までゴルフの記事で埋まってしまうほどだとか。
国技は、ゲーリックフットボールとハーリングのふたつ。
サッカーも人気ですが、それ以上に人気があるのがゲーリックフットボール、ハーリング、ゴルフ、ラグビーです。
現在はラグビー選手でも、過去にゲーリックフットボールやハーリングをやっていた選手も多くいるほど。もちろんその逆も然り。
また、競馬も人気スポーツのひとつ。サラブレット生産頭数はアメリカ、オーストラリアに次ぐ3位なんですね。
まとめ
今回はラグビーのアイルランド代表について詳しくまとめました。
やはり一番驚いたのは、世界ランキング3位でも優勝が1度も無いということ。
サッカーでもありますが、W杯になるとなぜか勝てない国があったりしますからね。
そして、満身創痍で挑んでくるアイルランドですが、日本がどのように戦うのでしょうか。
アイルランドは日本のことを研究してくるだろうし、悲願の優勝のためにチーム一丸となって挑むことでしょう。
アイルランドは今回で引退宣言をしている主将ローリー・ベストを筆頭に、優勝を狙ってきています。
アイルランドが優勢なのは分かりますが、得点を30点以内に抑えれば日本の勝利も見えてくるはずです。
アイルランドとの対戦は、9/28 16:15〜(小笠山総合運動公園エコパスタジアム)です。
良い試合を見たいですね。
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