【ラグビーW杯】日本代表に外国人選手がいる2つの理由。それはイングランドの歴史が関わっている

日本代表に外国人選手がいる2つの理由




日本で開催されているラグビーW杯2019ですが、開幕戦を見事に勝利した日本。

ところで、試合を見て気付いた人も多いと思いますが、日本代表には多くの外国人がメンバーとして在籍しています。

日本に帰化しているだろう名前が漢字の人もいれば、カタカナ表記のみの選手もいます。

これって外国人なの?それとも日本国籍なの?もしかして野球のような外国人枠?

などなど、いろいろと疑問に思われることでしょう。

調べてみると、ラグビーの母国イングランドの歴史も関係することが分かりました。

今回は、日本代表になぜ外国人選手が多いのか、その理由をまとめたのでご紹介します。

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外国人選手がいる2つの理由

ラグビーは所属協会主義

実はラグビーは「所属協会主義」をかかげています。

ひとことで言うと、「国籍に関係なくそれぞれの国でプレーし、ある一定条件をクリアすると、その国の代表選手としてプレーできる」ということ。

日本ラグビー協会規約の第176条で日本代表選手として選出される資格において以下のように定めています。

「日本で出生している、又は両親、祖父母のひとりが日本で出生している、又は第12章に定める登録を行った後引き続き満3年以上継続して日本に居住している選手」

まとめると、ラグビー日本代表選手として登録できるのは、以下のいずれかをクリアすればOKということになります。

①本人が日本で出生している。又はその両親・祖父母のひとりが日本で出生している。
②3年以上継続して日本に居住していること
※2020年末からは「5年間以上」となることが決まっている。

この所属協会主義が、外国人選手がいる理由のひとつです。

ただし、一度その国の代表になると、それ以降は、ほかの国の代表選手にはなれません。

日本代表として登録された場合、いくら海外に移住しても、移住先の国では代表にはなれないんですね。

イングランドの植民地政策が関係

ラグビーの母国イングランドでは、植民地政策によって海外に移住し、ラグビーを広めた選手などが、移住先である植民地(ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアなど)でも試合に出られるようにしたことが、外国人でもその国の代表として出場できるようなルールになったと言われています。

このルールが「スポーツに国境は無い」と言われる所以なのかもしれません。

もちろん外国人選手が多いのは日本だけではありません。

2015年W杯のデータによると、外国出身選手はサモアが13人、日本は11人、そしてフランスは10人ほど在籍していました。
このデータを見ると、日本が決して多いわけではないのが分かります。

ただし、2大会連続主将のリーチマイケルや【ラグビーW杯】松島幸太朗のプロフィール。俊足で世界を駆け抜け、FBもこなす若き天才アスリートの記事でもご紹介した松島幸太朗は日本に帰化しています。

その他にもヴァルアサエリ愛、中島イシレリ、ラファエレティモシーなど多くの外国人が中学や高校から日本で生活し日本国籍を取得し、日本代表として出場しています。

イングランドの歴史も関係していますが、ラグビーでその国を背負って戦う、そんな夢を抱いた選手が活躍するのは、外国人でも日本人でも、素晴らしいことです。

所属協会主義は賛否両論

一方でサッカーなどは国籍主義と言われ、その国の国籍を取得している人のみ代表選手になれます。

代表選手と聞くと多くの人が「その国の国籍を持っている=その国の代表」と思うでしょう。

こう思うのは日本人だけではありません。他の国の人も同じ考えの人が多くいらっしゃいます。

その国の代表になるためには国籍を取得する必要があると思うのは、ほとんどのスポーツが国籍主義だからです。クラブチーム=多国籍、代表選手=自国と思うのは至極当然ですよね。

しかし、ことラグビーに関しては少々違います。

ラグビーは昔から協会主義を掲げているため「ラグビーは外国人が代表選手でもその国の選手」という認識があります。

歴史が関わる話なので、一概にどちらが良いかは言えませんが、ラグビーのように協会主義のスポーツはごく稀です。

ラグビーを楽しむ人が増えるために、普及するために、外国人を代表としても出れるようにしましたが、やはり国籍を取得し国民代表として出場するというのはひとつのポイントではないでしょうか。

日本にも似たようなスポーツがあります。

そう、国技の相撲です。

最近はモンゴル出身の力士が横綱になることが多く、日本人である稀勢の里が横綱になったのは若乃花から数え19年振り。

「日本人横綱誕生!」という見出しが出れば、日本人が湧くのは当たり前。

しかし、日本人が素晴らしいわけではなく、横綱になった力士が凄いんですよね。

外国人でも、その国ために、自分の夢に向かって昼夜練習に励む。人よりも汗水流して努力していることはとても素晴らしいことです。

一言で「外国人」と括るのは少し違うかもしれません。その人がどういう経緯で日本代表を目指したのか、どうして日本に来たのか、そういったところも見るべきだと思います。

【ラグビーW杯】日本代表に外国人選手がいる2つの理由のまとめ

今回は、日本代表に外国人選手がいる2つの理由をご紹介しました。

  • ラグビーは所属協会主義だから
  • イングランドの植民地政策が関係している

外国人がその国の代表として試合に出ると、たとえ出身国であろうが別の国の代表として出場することはできません。

しかし、多くの外国人選手はそれでも「日本でプレーしたい」「日本が好き」という理由で日本を選んでいます。

そんな選手を「外国人」と見るのではなく、「私達の日本代表選手」として認識し、心から声援を贈りたいものです。

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日本代表に外国人選手がいる2つの理由

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